【完】ふたご姉妹×ふたごのイケメン兄弟のめちゃ甘♡溺愛関係!
ちょっと照れくさいムードになる。
ナツくんて、けっこう心配性なのかな…?
私なんかのために、こんなに必死になってくれるなんて。
「あーまぁ、とりあえず食おうぜ」
ナツくんは話をそらすように買ってきたイチゴのクレープを私に渡す。
そして隣に腰掛けた。
「これ、お前の。イチゴでよかった?」
「わぁ…、ありがとう!
うん、イチゴ大好き」
喜んで受け取ったら、クスッと笑いながら彼は自分ももう一個のクレープを口にした。
「…うま」
私もつられて一口かじる。
「あ、美味しい」
思わず顔を見合わせて、二人で笑った。
「ふふ、」
なんか幸せだなぁ。こういうの。
付き合ってるみたいだよ…。