【完】ふたご姉妹×ふたごのイケメン兄弟のめちゃ甘♡溺愛関係!
そんな楽しい時間はあっという間で。
それからまた少し二人でブラブラしたあとは、祭りの締めである花火を一緒に見た。
ナツくんはその間もずっと手を繋いでくれていて。
これが夢なら覚めなければいいのに、なんて本気で思った。
だけど花火はすぐに終わってしまう。
いつのまにかもう帰る時間。
ナツくんはわざわざ私のことを家まで送ると言ってくれた。
もちろん二度手間だし悪いから、駅まででいいって断ったんだけど…
「いいんだよ。俺が送りたいから送るんだし」
そう言って聞かなかった。
なんか本当に彼氏みたい。
もし、ナツくんが彼氏だったら…?
ますます期待と妄想が止まらなくなる。