【完】ふたご姉妹×ふたごのイケメン兄弟のめちゃ甘♡溺愛関係!

電車は案の定ギュウギュウで、押しつぶされそうなほど人がたくさん乗っていた。



だけどナツくんが私をドアの前に立たせて守るように壁になってくれたので、潰されないで助かった。



本当にどうしてそんな優しいのかな。



ドキドキしっぱなしだよ…。



駅からの帰り道はあっという間だったけど、私はなんだか家が近づくほどに寂しくなってきて、今日が終わってしまうのが本当に惜しく思えた。



このまま家に着かなければいいのに、なんて。



ナツくんと離れたくない。



もっと話していたい。



もっと一緒にいたいよ…。



どんどん欲張りになってくる。



こんな気持ち、初めてだ。



だけどそろそろお別れの時間。



バイバイしなくちゃ。


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