【完】ふたご姉妹×ふたごのイケメン兄弟のめちゃ甘♡溺愛関係!
そのままハルくんたちは荷物を置きに先に日陰のほうへ。
するとナツくんがこちらへ歩いてくる。
「水着、買ったんだって?」
至近距離で話しかけられてもう心臓はバクバク。
思わず下を向く。
「う…うん。ちゃんとしたの持ってなかったから…」
恥ずかしい…。
しかもナツくんは上半身裸だ。
どこに目をやっていいかわからない。
ナツくんはじっと私を見下ろしている。
その視線に耐えかねて逃げ出してしまいたくなる。
「へ、変だよね…。
私、ビキニなんて着るの初めてで…」
こんな体、人様の前に晒してごめんなさい…
と小さくなってたら、ナツくんの手がそっと私の髪に触れた。
…どきん。
「変じゃねぇよ、全然。
…可愛い」
「えっ、」
思いがけない一言に心臓が飛び跳ねる。
か、可愛い…?
ウソ…。
嬉しくて、思わずナツくんを見上げたら、ナツくんは顔を真っ赤にしていた。
あ…もしかして、照れてる…?