鬼上司の甘い誘惑


「結構鬼ですよ、電車を乗り継ぎながらの私に4時?は酷すぎます」


「でまだ始発動いてないだろ?タクシー?」

「近くのホテルに泊まりました、早く引っ越してこないと破産してしまいます」


「そんな事なら寮に入ればいいんじゃないか?」


目を輝かせて「寮ってあるんですか?私入りたいです、篠崎さんないって言うから、諦めたのに・・・・」

篠崎が?
狙ってるな?この子を

寮に入ればある程度のルールあるし

「じゃあ、聞いておくから・・・」


「はい、ありがとうございます」


「君の名前は?俺は、藤元 智昭」

「私 瑞原 心優です」


「心優ちゃん、頑張れよ」


「ありがとうございます」



不機嫌そうに来た


「鬼とは失敬な、真面目だと言って欲しい」

「篠崎の鬼と真面目の境目は何だ?」


「・・・・・・・・」


珍しい篠崎でも答えられないのか?


「行くぞ、瑞原」


「はい、藤元さんありがとうございました」


「おう、聞いとくな」



よかった確保できる・・・



「藤元になに頼んだ?」


「社員寮の件です」


「指導する俺に断りなしか?」


「昨日聞きましたよ、篠崎さんに返事ないから・・・・グニョグニョ」




「まあ、いい 邪魔にならないように見ておけ・・・・」



「わかりました・・・・」
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