きっと、また逢える…
♪♪〜
パシャッ、パシャッ…
「今度は目線こっち!」
パシャッパシャッ…
「OK!お疲れー!」



「お疲れ様でした!本日以上です。明日は10時からとなりますので、よろしくお願いします!!」
「お疲れ様でした!」


「SAKIYA、今日はこれで終わりね。明日9時にマンションに迎えに行くから。」
「了解。お疲れ様です!」


…バタン
『フゥー、疲れたなぁ。
さっさと着替えて帰ろ…」



……ガチャ

「あっ!本郷さん!!お疲れ様です」
「ん?オォーSAKIYAか。お疲れ。今日はもう終わりか?」
「はい!」
「最近モデルとしての箔が付いたんじゃないか?今日もよかったぞ。」
「ホントですか??ありがとうございます!」
「イイ男でも捕まえたのか?」
「もぉー本郷さんたら!
いたら苦労しません!!」
「ハハハ、それは失礼!!じゃーまた明日。」
「ハイ!お疲れ様で…」


「全く…期待の新人が笑っちゃうよ!お前のせいで撮影が進みやしねぇ!」
「すいません!!」
「このままならこの役下りてもらうことになるからな!」
「そんなぁ!!北原さん、お願いしますよぉ!
ほらお前もちゃんと頭下げて!!」
「もうご迷惑かけないように頑張りますので、よろしくお願いします!!」


「なんか大変そうですね…アレ?あの子…」
「何だ?SAKIYA知り合いか?オイ、北原!どうしたよ!!」
「あっ本郷さん!お疲れ様です!」

「それじゃあ北原さん、明日もよろしく お願いします!!」
「お願いします!!」
「これが最後だと思って、しっかりやってくれよ!…ったく…」


「何キレてんだよ?」
「キレもしますよ!あんな使えねぇーヤツ!!」
「北原さん!お疲れ様です!!」
「オォ、SAKIYAちゃん。お疲れ。」
「北原さん、あの子…」
「ああ、トキノプロの新人!植木悠っての。」
「植木悠?もしかして元水泳選手の??」
「何?SAKIYAちゃん詳しいね!」
「私も水泳やってたから…」
「へぇー、そうなんだ。」

「で、何が使えないんだよ?」
「それがね…」
「あっ、じゃー私はこの辺で…お疲れ様です!」
「おぅ、お疲れ!!また明日な!」
「またね、SAKIYAちゃん。」
< 1 / 4 >

この作品をシェア

pagetop