溶かしてココロ
「私は旦那様から、美優様の身の回りの世話をするように言われています。

私がここにいるのが嫌かも知れませんが、我慢してくださいね。」




まるで心が見透かされたようだった。

だって、私は、今すぐ出ていって欲しいと思い続けていたのだから。



そう言うとゆあんはどこかへ歩いていったようだった。


静かな足音が少しずつ遠ざかっていく。




次の瞬間、


布団の外が明るくなった。


ゆあんがカーテンを開けたのだろうか。



部屋に太陽の光が入ったのはいつぶりだろう。

今日は晴れているのだろうか。


布団の外が結構明るい。




「まずは、お部屋の環境を整えますね。」



ゆあんはそう言って、一度部屋を出ていった。








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