溶かしてココロ
ゆあんが出ていった瞬間ホッとした。
誰かがこの部屋にいることがすごく落ちつかない。
この部屋には、トイレもお風呂も冷蔵庫も必要なものはすべて揃っている。
ここ数年間の私の日々はここに詰まっている。
その場所に誰かが入ってくることに、すさまじい違和感を感じるのだと思う。
ゆあん。
まだ顔も見ていないけど、
なんだか不思議な人。
柔らかくて優しい声。
なんだか温かい感じがするのは私の気のせいなのかな。
でもきっとゆあんも、いつかは辞めるんだろう。
だって、言葉を交わすつもりも、かおをみるつもりも無いのだから。