溶かしてココロ

ゆあんが出ていった瞬間ホッとした。

誰かがこの部屋にいることがすごく落ちつかない。



この部屋には、トイレもお風呂も冷蔵庫も必要なものはすべて揃っている。



ここ数年間の私の日々はここに詰まっている。


その場所に誰かが入ってくることに、すさまじい違和感を感じるのだと思う。




ゆあん。


まだ顔も見ていないけど、

なんだか不思議な人。

柔らかくて優しい声。


なんだか温かい感じがするのは私の気のせいなのかな。



でもきっとゆあんも、いつかは辞めるんだろう。



だって、言葉を交わすつもりも、かおをみるつもりも無いのだから。






< 7 / 13 >

この作品をシェア

pagetop