溶かしてココロ
彼が掃除機を掛けたり、窓を吹いたりしている音が聞こえる。


その間も落ちつかない気持ちは変わらないし、怖いという思いは変わらない。



彼はそんな私に話しかけたりはせず、ただひたすら丁寧に掃除をしていた。





「だいたい終わりました。片付けてきますね。」




ゆあんが私にそう話し、部屋を出ていった。


何時間たっただろう。

すごく一生懸命やってくれた事が伝わる。


この人はいやなしとじゃないのかもしれないと、なんだか思ってしまった。


< 9 / 13 >

この作品をシェア

pagetop