探偵の彼に追跡されて…
翌朝眼を覚ますと身体がだるく熱かった。

「ああ…頭痛い」

美野里は鎮痛剤を、飲み出勤した。

「おはようございます…」

事務所に入るともう沙汰郎は降りて来ていた。

「美野里どうした?昨夜何度も電話したんだぞ?」

「ごめんなさい。昨日は疲れてて早く寝たの」

何度も鳴っていたのは知ってる…
でも…出る事が出来なかった…
自分がどうしたらいいのか分からなくて…
沙汰郎はどうしたい?
私と別れたい?

「それなら良いけど、ちょっと顔色悪くないか?」

沙汰郎が美野里の頬を触ろうとしたので美野里は「大丈夫。コーヒー入れてくるね」と言ってキッチンへ向った。

午後になると沙汰郎は【WSHI法律事務所】の一条に会いに行くと言って出掛けた。
美野里は何とか頑張って居たが頭が朦朧としてきてしまった。

ああ…やばいなぁ…

「美野里さん?大丈夫ですか?顔色悪いですよ?」

渉が心配して声を掛けてくれた。

「うん…朝から頭痛くて…ごめん…今日はこれで帰るね」

椅子から立ち上がると身体に力が入らなかった。

「美野里さん!」

渉は美野里に駆け寄り身体を支えてくれた。

「ごめん…タクシー呼んでくれる?」

「病院なら僕が乗せていきます」

「ありがとう。じゃお願いしていい?」

美野里は渉に病院に連れて行って貰った。






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