探偵の彼に追跡されて…
ただ無理にテンションを上げてないと涙が出て来そうだから歌ってたんだけど…

「実は宝クジが当たっちゃた!」

「えっ?マジですか!?1等ですか??」

「アハハハ冗談よ!宝クジなんて買ったこともないもの」

「なんだー」

「アハハハごめんごめん」

「美野里さんもし宝クジが当たったらどうします?」

「そうね?誰もやらない事やってみたいなー。オホーツク海に潜ってクリオネを探すとか?」

「あっ俺もクリオネ見てみたい!」

「それは自殺行為だそ!」と、いつの間にか所長室から出て来ていた沙汰郎が言う。

「えっ?所長どうして自殺行為なんですか?」

「あのなぁクリオネは流氷が来る頃にしか見れないんだぞ?そんな時期に素人が潜るって自殺行為だろ?」

「アハハハそれは無理ですね?」と渉が笑って言う。

「それにクリオネなら水族館で見れるだろ?」と沙汰郎は言って私のコーヒーを飲む。

あっ私の!

「水族館なら宝くじ当たらなくても見れますね?」

と、言う渉君に私は「そうだね」と苦笑しする。



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