夜まで待てない




焼肉店に着いて注文し、ノンアルコールで乾杯した。


皆、明日は仕事だしアルコールを飲みたい所だけどノンアルコールで我慢した。


「沢山食べろよ!」


お兄ちゃんはそう言ってお肉をどんどん焼いていく。


途中で私はトイレに行き、戻ると二人で何かを話していた。


私が戻るなりお兄ちゃんは羽月の耳元で私に聞こえないように何かを言っていた。


まぁ…別にいいんだけど。


若かったあの頃とは違い、大人になった二人が話してるのを見ると昔が懐かしく思う。


お腹いっぱいお肉を食べたら疲れているせいか眠くなった。


焼肉店を出て家に帰り、羽月はそのまま自分の家に帰って行き、私とお兄ちゃんも自分の家の中に入った。


お兄ちゃんは汗臭い体だから莉子ちゃんを抱けないからと急いでお風呂に入った。


お兄ちゃんがお風呂から上がるのを待ってる間に授乳を終えた薫さんと莉子ちゃんがリビングにやってきた。


「今日はありがとう!本当なら私がしなくちゃいけないのに優子ちゃんにしてもらって助かりました。」


「薫さんは莉子ちゃんに授乳をしなきゃならないし、それに夜中も何回か授乳したりで眠れてないでしょ?莉子ちゃんが寝てる時は一緒に寝たりしとかないと無理しちゃって倒れたりしたら大変でしょ?協力出来る事はするから気にしなくていいよ!」


友達も結婚して子供が居るから話を聞くと大変ってのも分かってるから協力できる範囲はしてあげたい。


暫くしてお兄ちゃんがお風呂から上がってきて、莉子ちゃんを見るなり笑顔で微笑んで抱っこしていた。


大きくなってもこの調子じゃ溺愛しすぎて大変そうだな。


そんな事を思いながら私もお風呂に入り、上がると眠気が襲いそのまま眠りに就いた。





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