夜まで待てない



「まぁ保育園に行ってる時の事だし、忘れちまっても仕方ないもんな。だってまだ子供だし、好きとか結婚の意味すら分かってるようで分かってないもんな。それに優子は俺を仲良し友達くらいにしか思ってなかったしな。」


「あの頃はそうでも今は羽月の事、ちゃんと好きだよ!」


「その気持はこれからも変らないか?」


「変わらないよ?」


急に好きな気持ちは変わったりしないし、羽月と居て私は幸せだから。


「じゃあさ、俺だけの物になってくれる?これから先もずっと。」


「え?」


「俺と結婚してくれる?」


「羽月…」


そう言われて嬉しくて言葉にならない。


「まぁ、嫌とは言わせないけどな?」


「言うわけないじゃんバカ…こちらこそよろしくお願いします。」


そう笑顔で言うと羽月に抱き締められた。


「愛してる優子…」


そう言って私に優しくキスをした。


だが…


「今すぐ優子を抱きたい!」


「何言ってるのこんな所で…」


「よし、今から帰るには時間かかるし今すぐホテルに行こう!」


「バカじゃないの?家に帰ってからだっていいじゃない!」


「ダメだ!俺が我慢出来ない!今すぐ優子の温もりを肌で感じたいし、夜までなんて待てるかよ!」


またいつものパターンだ。


だけど今日は許せてしまう。
だってプロポーズされた日だから。


「仕方ないな、ほら行くよ!」


そう言って私は羽月の手を握った。


羽月と一緒に暮らすようになってキスをさ、るて告白された日から色々あったけど、今は羽月を好きになって凄く幸せだ。




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