夜まで待てない
私が会社を出ようとしたらスマホのバイブが振動し見ると羽月からの着信だった。
「もしもし?」
(優子?俺だけど今大丈夫か?)
「丁度、今仕事が終わって会社を出た所だから大丈夫だよ!」
(なら俺も今から帰るんだけど一緒にご飯でもどう?鍵を先に渡しとこうと思って家にいるなら帰って渡すつもりだったけど荷物も主なのは来週末でもいいけど今週末に運べるものは運びたいし掃除もしたいしな。)
「そうだね!なら駅前のファミレスでどう?」
(わかった!じゃあ後で!)
私は羽月と電話を切って駅前のファミレスに向かった。
ファミレスなら駅が近いし、今日はもう疲れた。
私がファミレスの前に着くと羽月も丁度来て一緒に中へ入った。
椅子に座りメニューを見て注文をした。
「先に渡しとくな!」
そう言って羽月は鍵を私に渡した。
「ありがとう!」
こうして鍵を見ると新生活が楽しみで仕方ない。
羽月とは仕事をしだしてからはあまり会わなかったし、こうして一緒に住むことが決まって話す機会が増えると幼い時は公園で遊んだり、お互いの家に行ったりとあの頃はあの頃で楽しかった事を思い出した。
「何ボーっとしてんの?」
「昔を思い出してた!昔はこうして羽月と話したり遊んだりしてたなぁって。」
「そっか…」
何だか羽月が少し切なそうな表情をしたのは気のせい?
だけど話すと普通の羽月でファミレスを出た後は一緒に電車にのり家まで帰った。