夜まで待てない




次の日、目が覚めるとお昼前だった。


起きて顔を洗い、歯磨きを済ませてリビングに行くと、義理姉である薫さんが来ていた。


「優子ちゃんおはよう。お邪魔してます」


「薫さんおはよ。あっ、莉子ちゃんだ!」


莉子ちゃんはお兄ちゃんと薫さんの子供である。天使のように可愛くて、家の両親はメロメロだ。一番メロメロなのはお兄ちゃんだけどね。


「うわぁー、いつ見ても可愛い!」


お父さんが抱っこしていた莉子ちゃんを、私にも抱っこさせてと言って抱っこさせて貰った私もメロメロだ。


今日は出掛けるから莉子ちゃんに服を買ってやろう。


私は莉子ちゃんと遊んだ後にコーヒーとパンを食べて、服を着替えて化粧をした。


準備が終わり家を出る前に、もう一度莉子ちゃんを抱っこして家を出た。


するとちょうど隣の家から誰か出てきて見ると、幼馴染の風間 羽月(かざまはつき)だった。


目が合い二人で同時に口を開いた。


「久しぶり!」


「どっか行くのか?」


「うん、不動産屋」


「へぇーこんな事ってあんだな、俺も今から不動産屋に行く所だったから一緒に行くか?」


行き先が同じならと思い、私は羽月の車に乗って二人で不動産屋に向かった。


羽月が働いている会社と、私の働いている会社はそう遠くなく、お互いが会社の近くを探している事を車内での会話で分かった。


会社近くの駅周辺のパーキングに車を停めて、歩いて不動産屋へと向かった。


久しぶりに会う羽月は変わらないし、小さい時から知ってるから話しやすい。




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