可愛くなんて、なれない!
どうやら私は、お酒を飲むと、何かをやらかすらしく、会社の飲み会では、ガッチリ伊織くんにセーブされている。

確かに、お酒はキライじゃないけど、すぐ、ぐらんぐらんするから、弱いんだと思う。

それゆえに、やらかすんだろう……。

どうしようかな……と考えていると。

「家だし、俺がいるから大丈夫だよ。寝ちゃったら運んであげるから。」

星ちゃんが言ってくれたから、久しぶりに飲んでみる事にした。

何か甘いのが良いんだけど……。

2人は、ビールから焼酎にうつってるし……。

すると。

「マーヤ、白ワインあるよ。これにジンジャーエール入れると美味しいよ。」
星ちゃんが、白ワインと昨日買ってきたジンジャーエールを持ってきた。

半信半疑で待っていると。

「はい、どうぞ。」
星ちゃんにコップを渡される。
< 21 / 64 >

この作品をシェア

pagetop