第二部 母と妻と女の狭間で・・・ 留学時代編
 私は、自分の人生を変えたくて、アメリカ
に来た。
 でも、いざここに着いてみたら、結局同じ
結果になっていたことに、気が付かなかった。
 
どこまでも透き通る青空と、からりと
乾いた周りの空気は、本当に居心地が良くて
ホストファミリーや寧子達とおしゃべりして、
それが、心の癒やしになっていたことは、
ホントの事だし、私にとって大事な時間。
 
 でも、本当の目的はそこにはなくて、
一生懸命勉強をして、大学に行く。

 その後、就職と結婚。
それが、私の人生の目標だったはず。

 それをあらためて教えてくれた、
あさひと、そのご褒美に自然がくれた、
この時間が、今の私の癒しになった。

 この時から私は、あさひから離れられない、

 そんな感動を味わったのもつかの間、
また机に向かって、勉強を始めた。

 それにしても、こんなに勉強ばかりじゃ、
つまらなく無いのかな?

 結局その日は、図書館が閉館する午前0
時までまで、目一杯勉強。

 図書館が終わって、この前のように、
ケンジくん達と少し話して、アパートに
帰ったのは、もう1時近かった。

 それから、作ってあったマッシュド
ポテトのグレービー掛けとトーストと
目玉焼きを軽く食べて、ベッドに入ったのは、
2時近かった。

 あさひが先にベッドに入ったけど、
私は今日感動した時間を、もう一度、
噛みしめるように、あさひが飲んでる
Earlytimesの水割りを飲んた。
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