第二部 母と妻と女の狭間で・・・ 留学時代編
 そう思って10分位、それ以上何もなく、
あさひは軽い寝息を立てている。

「えー!、あれって寝ながらやったわけ?」

 そう、どうやらあさひは起きてキスした
んじゃなくて、寝ながら無意識にやった
見たいで、本人はぐうぐう寝てやがった!

 寝ながらあんなことするなんて、どんだけ
2人で寝るの慣れてんだよ!

 もー、訳がわからず、私のピンクの気持ち
を、どーしてくれんの?

 そう思うと、無性に腹が立って、思わず
寝ているあさひの腕に

「ガブッ! 
噛み付いた」

「痛っ!
何すんの!」

 あさひが一瞬起きて私に文句を言ったから

「痛いのは、私の方だよ!」

そう言うと、そのまま布団をかぶって、
ふて寝した。

 次に目を覚ました時には、もう辺りは
明るくて、隣にあさひはいなかった。

 今度は、ちゃんとブラもパンツも、着替
えは、ランドリーバスケットに入れて、
しかも、上にタオルを置いて、外から見え
ないように、置きました。

「おはよう!」

 ちょっと寝不足気味だったけど、なんだか、
すっきり起きられたんで、すがすがしい気分
でリビングに行くと、今日もあさひと琴乃
さんが、仲良く食事をしてた。

「紗希ちゃん、おはよう!」

 声聞こえてたから、昨日遅かったはずな
のに、今日も素敵な笑顔で迎えてくれた。

「早くしないと、行っちゃうよ?」
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