第二部 母と妻と女の狭間で・・・ 留学時代編
 二人とも、アレが好きだって公言してる
もの、2人で話せば当然その話題か。

 それにしても、あさひが降参するくらい
過激な話題って、なんだろう?
私だって、興味はあるもん。
 *
 結局、それから終わりまで、ずーっと
その話。

 途中でジョンが迎えに来たけど、ミキ
ちゃんはジョンを帰してまで、琴乃さんと
盛り上がった。

 ずっと勉強をしてたあさひも、途中まで
半分聞いていた感じだったけど、呆れたの
か、気がついたら、ヘッドホンで音楽を聞
きながら、勉強してた。

 2人の話は、すっごく具体的で、生々し
すぎて、私も口を挟めないくらい。
 でも、ずっと聞いてたら、体の真ん中が
「もやっ」としてきちゃった。

 図書館の閉館時間になって、やっとミキ
ちゃんも帰り支度。

 そりゃ、ジョンは優しいけど、やっぱり
一日中一人で散歩してるのは、つまんない
って。

 学校でも、だんだん一緒に来た人達は、
どんどん他の学校に移っていって、なんと
なく一人だけ、取り残された感じがしてた
んだって。

 そんな時に琴乃さんと会って、歳も近いし、
性格も合ったから、本当に喜んでた。

 図書館を出て、ミキちゃんと別れて、
琴乃さんと3人で帰る途中、ヤマさんが
途中まで迎えに来てた。

 琴乃さんは、ヤマさんを見つけると、
駆け寄って、kiss。

「琴乃、遅いから心配したって」

 ヤマさんはそう言いながら、琴乃さんの
腰に手を回して、2人でアパートに向かって、
歩き出した。
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