第二部 母と妻と女の狭間で・・・ 留学時代編
「あんな感じって、どんな感じよ?」

「いや、だから、あんなにエッチなのかっ
て思って」

 あー、そういう事。

「あさひはどう思うの?」

「うーん、さっきの話は、男同士よりも
エグイと思ったのは確か。
 すっごく生々しかったと思うけど」

「うーん、女だって男とかわんないと思う
よ。
 でも、どっちかって言うと、男のほうが
女を女神かなんかと勘違いしてる感じはす
るけどね。
 女だって普通の人間だよ」

「そっかー、確かに少し美化し過ぎかもね。
なんとなくわかった気がするよ」

 そう言うと、私に軽くキスをして、私の
隣に入ってきた。

「ねー、一緒に寝ててなんとも思わないの?」

 ちょっと恥ずかしかったけど、思い切って
聞いてみた。

 だって、さすがにもう3日目。
それでもなんともなければ、そろそろ、
違うベッドを探さなくっちゃだもんね。

 そしたらあさひは、

「そりゃ、なんともあるよ。
でも、今は勉強優先だって、自制心の修行中」

「なんだそれ?じゃあ、私のことはどう
思う?」

「可愛いと思うよ。
でもまだ、Loveではないかな?
Likeの最上級くらいと思う」

 ん?なんだか理屈っぽいなー、面倒くさい!

「よくわかんないよ。
好きか嫌いの二択ではどっち?」

「え!二択?
うーん、それはかなり難しいけど、
なら、好きだね」

 やった!ついにあさひから「好き」の
二文字が聞けた!
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