君を照らす光
*第1章*

1.京の都





「あんさん知ってますかい???
長州のあの事件。」ヒソ


「知ってるに決まってるじゃありませんか!!!

長州の身内の1人が仲間を切り殺した事件だろう???」ヒソ


.....京の都にもその情報が届いたか。


文久3年。


私、忍頼 佑紗は長州の局長を殺してからすぐ京にきた。


未来では京都と呼ばれる場所だ。


....なぜ未来の事を知っているか....。


それは、
私が平成の時代からタイムスリップしてこの時代にやってきたからだ。



もちろん、なぜ来たのかもわからないし帰り方もわからない。



私がこの時代に来たのは4歳のころ。
流石に最初は戸惑ったよ。

なんせ、周りには変な人が沢山いたんだから。

まぁ、そっから長州の人に拾われて育てられてきた。

………あれからもう12年がたつ。

毎日毎日お父さんに剣術を教えてもらってたらすっごく強くなれた。

…まぁいろいろあって、今に至る。
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