次期社長の甘い求婚
「あらやだ、ごめんなさい。気にしなくていいのよ。本当におめでたいことなんですから。……ただ欲を言えば、美月ちゃんのこと大好きだからうちの子のお嫁に来て欲しかったから」
「こらやめんか。こればかりは仕方ないことだろ?」
「それはそうですけど……」
ふたりのやりとりに、胸が痛んでしまう。
私だってひと時、本気で考えていた。
このまま鈴木主任と結婚して社長と副社長と家族になり、会社のみんなと一緒に働けていけたら幸せだろうなって。
「すみません、本当に……。でもこれだけは分かってください。鈴木主任のこと嫌いなわけじゃないんです。正直、東京で一緒に働いていたときはその……本気で好きでした。ただ、当時は鈴木主任には恋人がいまして……」
そこまで言うと、ふたりは顔を見合わせ諦めたように肩を落とした。
「悪かったな、美月ちゃん。俺もこいつも諦めが悪くて」
「つまりあの子のタイミングが悪かったってことね。……それとあの子より、相手は素敵な男性なんでしょう」
「こらやめんか。こればかりは仕方ないことだろ?」
「それはそうですけど……」
ふたりのやりとりに、胸が痛んでしまう。
私だってひと時、本気で考えていた。
このまま鈴木主任と結婚して社長と副社長と家族になり、会社のみんなと一緒に働けていけたら幸せだろうなって。
「すみません、本当に……。でもこれだけは分かってください。鈴木主任のこと嫌いなわけじゃないんです。正直、東京で一緒に働いていたときはその……本気で好きでした。ただ、当時は鈴木主任には恋人がいまして……」
そこまで言うと、ふたりは顔を見合わせ諦めたように肩を落とした。
「悪かったな、美月ちゃん。俺もこいつも諦めが悪くて」
「つまりあの子のタイミングが悪かったってことね。……それとあの子より、相手は素敵な男性なんでしょう」