毒舌王子に誘惑されて
「そういえばさ、あっちはどう? 大井アナと京堂の不倫疑惑」
「追いかけてますけど、さっぱりです。
本当にしてるんですかね〜」
あんまり考えたくはないけどガセネタの可能性だってあるのよね・・。
編集長はそうかーと言って、困ったような顔で笑った。
「リアル編集長としては是非とも不倫してて欲しいけど、僕個人としてはして欲しくないし悩ましいなぁ・・」
「え? 何でですか?」
「だって可愛いじゃない、大井アナ。不倫してるなんてショックだよ〜」
編集長が本当にしょんぼりした声を出すので、思わず笑ってしまった。
ーーでも、編集長と同年代の男性はみんな同じように思ってるって事よね。
やっぱり週刊誌のネタとしてはとびきりの案件だ。
「残念ですけど、クロだと思いますよ」
「「え!?」」
いつも通りやる気の感じられない葉月君の声に私と編集長が振り返る。
葉月君は長い指でキーボードをカタカタと叩きながら、言った。
「こないだ、夜中にコンビニ行くとき妙にキョロキョロして周りを警戒してましたもん。 やましい事があるんでしょ」
「え〜〜本当に!? ショックだなぁ・・
清楚そうなのになぁ」
心底がっかりしてる編集長に葉月君は冷たい視線を向ける。
「清楚な女子アナなんて現実には存在しませんって。大体、俺らがこの件にどんだけ時間を費やしてると思ってんですか。今さらシロでしたじゃ、やりきれませんよ」
「だから、編集長としてじゃなくて個人の感想なんだって〜」
二人のやり取りを横目に見つつ、私はふーと大きく深呼吸をして気合いを入れ直す。
お受験企画はボツになっちゃったし、せめてこっちは成果をあげたいな。
「追いかけてますけど、さっぱりです。
本当にしてるんですかね〜」
あんまり考えたくはないけどガセネタの可能性だってあるのよね・・。
編集長はそうかーと言って、困ったような顔で笑った。
「リアル編集長としては是非とも不倫してて欲しいけど、僕個人としてはして欲しくないし悩ましいなぁ・・」
「え? 何でですか?」
「だって可愛いじゃない、大井アナ。不倫してるなんてショックだよ〜」
編集長が本当にしょんぼりした声を出すので、思わず笑ってしまった。
ーーでも、編集長と同年代の男性はみんな同じように思ってるって事よね。
やっぱり週刊誌のネタとしてはとびきりの案件だ。
「残念ですけど、クロだと思いますよ」
「「え!?」」
いつも通りやる気の感じられない葉月君の声に私と編集長が振り返る。
葉月君は長い指でキーボードをカタカタと叩きながら、言った。
「こないだ、夜中にコンビニ行くとき妙にキョロキョロして周りを警戒してましたもん。 やましい事があるんでしょ」
「え〜〜本当に!? ショックだなぁ・・
清楚そうなのになぁ」
心底がっかりしてる編集長に葉月君は冷たい視線を向ける。
「清楚な女子アナなんて現実には存在しませんって。大体、俺らがこの件にどんだけ時間を費やしてると思ってんですか。今さらシロでしたじゃ、やりきれませんよ」
「だから、編集長としてじゃなくて個人の感想なんだって〜」
二人のやり取りを横目に見つつ、私はふーと大きく深呼吸をして気合いを入れ直す。
お受験企画はボツになっちゃったし、せめてこっちは成果をあげたいな。