吸血鬼に甘い鎖を

真実と答え

クロト君と結ばれてから
数日後!



いよいよ文化祭前日に迫った日。



劇も勢いに乗ってきて
なんだかみんなマジで
気合が入ってる様子。



「王子、フィーネ国の
リアラ姫が参っているご様子です」


はじめて見る
クロト君のクリートの演技。




リヴィア君に対して
やるからか、若干イラつきが
見えたけどなんとかそれも
我慢してくれたみたい。




だけど私も浮かれてる場合じゃなくって、
実はこのあと…



「…そうか。

しかしもうリアラは…」



バタン!!



「セウッ!!!」



ドアを開けるなり
セウの胸に飛び込んだリアラ。




実はこのシーンは、
やっぱりセウのことが
忘れられずもう一度
会いに来たという設定の場所。



二人が愛を確かめあうところなのだ。




クリートことクロト君は
それを助けるんだけど、
どうしてもこのシーンの
練習だけは少なくしたかったので
たったの1回にしてもらった。






でもやっぱり…!!





視線がものすごく怖い…。





「リアラ…?!


なぜ!?君は父上と
話をつけにきたのではないのか?」



リヴィア君は
あくまでポーカーフェイス。



で、でもなんだか
若干抱き寄せる力が強いような…。



< 94 / 168 >

この作品をシェア

pagetop