恋に目覚めたシンデレラ


晃さんが作ってくれたミルクは砂糖が入ってないのに甘くて自分で作るより美味しく感じる……牛乳が違うのか。
何かコツがあるのか後で聞いてみようかな。
本棚にはびっしり本が並べられていた。
下の段を見た時にきちんと整理され並べてある本とは違うものがあり惹かれるように手を伸ばした。


「何を読んでいるんですか?」


「こっ、晃さん!!」


晃は作ったホットミルクをテーブルの上に置きの葵の横に座った。


「ありがとうございます。頂きます」


「どうぞ。それで何を真剣に見ていたんですか?」


「あぁ、これです」

読んでいた雑誌のページを晃に見せると。


「これは……あの時のですか……」


「この部屋の本棚には難しいそうな本が殆どなのに二冊だけ雑誌が置いてあって何か気になって勝手に読んでしまいました」


「構いませんよ。これは五年ぐらい前のものですか……」


「5年前……だからなんですね。髪型とか雰囲気が今と少し違う気がします。それに眼鏡してないんですね?」


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