現実主義者の美人
紫乃「おはようございます。」
店長「おはよう。印持ってきたわね。本人がお見えになっているわ。入りなさい。」(一人で)
紫乃「はい。」
そう言い私は店長室へ入った。
紫乃「失礼します。今回担当します紫乃といいます。
よろしくお願いします。」
? 「こちらこそよろしくお願いします。紫乃さん」
目を上げると、俳優かと思うほどのすてきな方だった。
髪はオールバックで整っていて、
色は焦げ茶だけど、艶があり美しく、
輪郭もよく
薄く、形のいい唇
鼻の形まで整っている。
体は引き締まり
スマートな体
背は185もあり、
本当にすてきだ。
本当にこの人と結婚するのかと思うと信じられない。
? 「あ、名乗っていませんでしたね。理久と申します。
今回は引き受けてくださりありがとうございます。
顔も知らない相手と結婚なんて。」
紫乃「それはこちらこそです。理久さんのような方に
私なんかでは勿体ない。私なんかでいいのですか?」
理久「勿論ですよ。紫乃さんのような清楚で美しく礼儀正しく謙虚な方などこれ以上ない方です。」
紫乃「でも本当にいいのですか?」
理久「はい。私にとって紫乃さんのような方と一生をともに出来るなんていいしかありませんよ。」
紫乃「それなら良いのですか、では改めてよろしくお願いします。」
理久「こちらこそよろしくお願いします。」
理久「では早速ですがサインを。」
紫乃「はい。」
理久「敬語じゃなくてもいいですよ。俺の方が年上だからって気をを使っていただかなくても。」
紫乃「いえ、こちらの方が自分に合うので。理久さんはどうぞ好きに呼んでください。」
理久「そうですか、では遠慮なく。
あと、他の人の前では仲むつまじく見せるたっめに、予想外の
ことをするかもしれないがお願いします。」
理久「食費などいくらほど必要ですか?勿論自分の好きなことに使ってもらってもかまいませんが。」
紫乃「いくらでもいいですよ。何とでもなるので。」
理久「では、食費私費合わせて30万口座に振り込むから。」
紫乃「そんな多額頂けません。」
理久「受けて貰ったことがそれだけの価値があると考えて受け取れ。」
紫乃「分かりました。ありがとうございます。」
私は渋々了承した。