未来に続く光



─ガキンッ!




キ『っ!…へぇ、面白い!』


…ルキは私の後ろで気配を消してるけど、バレバレだよ!


私は一旦キリと間を取り、ルキに向かって印を結んだ。


佑「" 炎狐 "」



私がつぶやくと無数の狐がルキに攻撃した。



ル『"闇よ...我に集え"』


ルキがそう唱えると黒い煙のようなものが刀に集まってきて、一瞬で私の攻撃をかき消した。



…っ流石、死狂魔......。



キ『えぇ?もう技使うの? 』


いつの間にか移動したキリがルキの隣で呟く。


ル『…余裕だな』


キ『あはっ、まっさかぁ!

"闇よ、我に力を..."』


すると、ルキと同じようにキリの刀にも黒い煙のようなものが集まって、刀に吸収された。



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