夢を見るボクら
それでも必死に頑張っていた。
神矢の喧嘩している姿は初めて見たけど、にわかの私から見ても分かるくらい強かった。
私は無意識に賢ばかり見ていた。
口の端が切れて血が滲み、おでこには汗をうっすらかいていた。
私はこうやって外野から心配することしかできない。
ハラハラしながら見守っていた。
そして、
「これで終わりだ」
ガンッ___
賢による完璧な回し蹴りで孔雀の総長はゆっくりと地面へ倒れていった。
その光景はまるでスモーローションのようだった。