愛しすぎて。
ラッピングを開けると――――
ブランドのロゴが入ったレザーの黒色の携帯ストラップ。
「え―!!こんな高いの…いいの」
「うん♪シンプルだし尚輝に合うなと思って選んだの。よかったら使って」
「うん大切にする!てか今付けるし。」
後ろポケットから携帯を取り出して、何も付いていなかった携帯にストラップを通す。
シンプルで邪魔にならないし、亜由紗が俺を想ってくれたもの―――――
それを身に付けておけることがとても嬉しかった。
「あっ!いいねぇ☆やっぱ黒にしてよかった。」
「めっちゃ気に入った!ほんとサンキューな。」
改めてもう一度お礼を言う。
「いいえ♪あ、実はさ…。」
亜由紗が言葉を詰まらせた。
「ん」
「んー…やっぱ何にもない(笑)」
「なんだそれ(笑)まぁいいけど。」
「ケーキ食べよっか!」
亜由紗が笑っていたから俺は気に止めずに
「そうだな。」
と言って二人でケーキを食べ始めた。