愛しすぎて。

「…うん。」


ただ一言


亜由紗はそう言った。


「ん」



俺は意味がわからず聞き返す。


「だから…泊まってって」


それは…意味がわかった上での返事なんだよね


抱き締めていた手を離し、向かい合うと真っ赤になっている亜由紗がいて――――


恥ずかしそうに顔を背けるけど、亜由紗の顔が俺の方に向くよう頭を抱えると


諦めて上目使いで俺を見る。



もちろん何も考えれなくなって亜由紗を求めていた。

キスを何度も何度も落とし、そして重ねる度に深さを増した。




10分くらいが経っただろうか。


お互いの息があがり、また強く抱き締めた時に



「…ベッド行こ」



と促すとこくんと頷く亜由紗。



人生初のお姫様抱っこをしてベッドまで運び寝かせてから


亜由紗の頭の両横に手をついて上から見下ろした。


きっとお互いが緊張していたと思う。



だけど目が合い、笑いあえると緊張がとけて


優しいキスから始まったんだ。





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