愛しすぎて。

おでこやほっぺ


目の上や鼻のてっぺん


いつもとは違う場所に落としていくキスに、亜由紗がドキドキしている事が感じられる。


その反応が楽しくてついついいじめてしまう俺はSなんだろうか(笑)



頃合いを見計らって首筋に移ると



「ん…」



と小さく亜由紗が声を上げた。



まだ何も


ホントにこれといった事してないのに…。


ドキドキしすぎて目眩が起こる。




動きの止まった俺に



「尚輝」


と亜由紗が声を掛けた。


我に返った俺は仕返しするかのように濃密に首筋を攻める。


亜由紗の荒くなる息、漏れる声にいちいち反応して


攻めてるつもりなのに立場が逆になっている気がする。



俺がどんなに頑張っても





俺は君の虜―――。



それは変わらない事実なんだね。





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