愛しすぎて。

気が付くと朝で


俺は亜由紗のベッドで寝ていた。


眠たい目を開け亜由紗の姿を探す。



でも姿が見えなくて…




もしかして――――




そう思った瞬間にベッドから飛び起きて1階に降りた。



リビングに入るとキッチンに亜由紗の姿を見つける。


急いで降りてきたそのスピードで、亜由紗の所へ行き後ろから抱き締めた。



「うわっ!何何」



「よかった……」



「尚輝どうしたの」


亜由紗が俺の手を握りながらそう言う。



「俺の事嫌いになってどこかに行っちゃったのかと思った…昨日亜由紗とずっとあのままでいたくて
俺やりすぎたから…。」



結局二人の記憶が飛ぶほど一緒になって


朝になって姿が見えないから嫌われたのかと思うと


怖くてたまらなかった………。



「…バカだなぁ。あんなに嬉しかったのに、嫌いになるはずがないよ。」




嬉しかった


抱き締めてた手を離して向かい合い



「ホントに」


と聞き間違えじゃないかを確認する。



「うん。あんなに…私を思ってくれてること感じられて。
距離がうーんと縮んだ気がする。」


頬を赤く染めてにこっと笑う亜由紗を見て



俺の不安はようやく消えたんだ。





< 85 / 87 >

この作品をシェア

pagetop