囚われのサンドリヨン ~御曹司様のご寵愛~【番外編を追加しました】
しかし彼は、思い違いをしたらしい。
優しげな顔で微笑んだ。

「ケナゲなやつ。
あんなはした金、真面目にやっても損するだけだぞ。
……おいで、美咲もう一度…」

「今日はもう…明日起きれないからダメでふ……うあっ」

彼は仰向けに寝そべったままで、苦笑いした私の身体を自分の上に跨がらせた。  

とっても意地悪な顔で笑うと、乳房を両手に丸く包み、突端をキュッと指間に挟む。 

「…んんっ」

やっと冷めたと思った身体が、再び淫らに火照りだす。
彼がまだ熱いソコに入ってくると、私の頭はすぐに思考力を失った。

そう。
いつかはきちんと考えないといけないけれど…

そんなのは……まだまだ先の事だよね。

だからもう少し、もう暫くはこのままでいさせてください……



しかし。


そんな私の願いも虚しく、思わぬ早足で “それ” はやってきたんだ。
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