囚われのサンドリヨン ~御曹司様のご寵愛~【番外編を追加しました】
ところが『使い魔』四葉、その事でちょっと困った事になっている。
前みたいに平常心で、カチョーのお世話が出来ないのだ。
起こしに行く時なんかもそう(この人、半裸で寝てるしね)、顔が熱くなって、まともに目を合わせることができないでいる。
そのせいでこないだ、煙草じゃなくて本人に火を点けてしまいそうになり、エライ叱られた。
マッサージの時も、ハダカを意識しすぎて“ゴキッ”とやってしまい、気絶させてしまった。
会社でだって……
こないだ課長に肩を叩かれ、
「ひゃいっ‼」
と上ずった声で叫んで先輩方にヘンな目で見られてしまう始末。
このままでは着実に元のシモベに降格されそうだ。
思うに。
あの日あった出来事は、私には刺激が強すぎたんだ。
前みたいに平常心で、カチョーのお世話が出来ないのだ。
起こしに行く時なんかもそう(この人、半裸で寝てるしね)、顔が熱くなって、まともに目を合わせることができないでいる。
そのせいでこないだ、煙草じゃなくて本人に火を点けてしまいそうになり、エライ叱られた。
マッサージの時も、ハダカを意識しすぎて“ゴキッ”とやってしまい、気絶させてしまった。
会社でだって……
こないだ課長に肩を叩かれ、
「ひゃいっ‼」
と上ずった声で叫んで先輩方にヘンな目で見られてしまう始末。
このままでは着実に元のシモベに降格されそうだ。
思うに。
あの日あった出来事は、私には刺激が強すぎたんだ。