叶わない恋
しばらく歩くと彼女がいた。彼女はどこか寂しそうな顔をしていた。私は勇気を振り絞って彼女に話しかけた。彼女は笑顔で
「久しぶりだね!」
と言った。凄く嬉しかったが、私は彼女にメモを渡し、走って屋上へ向かった。
メモには
《屋上に来てください。大切な話があります。》
と書いておいた。
きっと来てくれる…そう思いながら屋上への階段を駆け上った。
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