Savior-社長は救世主-ⅱ
新しいこと、それは
飲食店を開くと言い出した
だが、レストランを手がけている兄の斗真さんと同じではダメ
なら同じ飲食店でも洋食ではなく
違うものにしよう…と。
誰がやるんだ?と思っていたら
私たちの結婚式に来てくれた
絢斗の後輩の一人だった
どうやら、絢斗が出資して
後輩に店を任せる…らしい
出資した分を毎月の売り上げで返済し
完済したら、店を譲る…と
それって大丈夫?と不安になったが
「俺の目に狂いはない」と断言した
そう言われたら…信じるしかない
絢斗がやりたいなら、応援する
「早く言わないと、取り返しがきかなくなるぞ?」
…わかっています、
わかっていますよ、優さん
『私が言うまで、言わないでくださいね』
そう頼むしかない
いつになったら言えるかな…