想いの能~チカラ~ 番外編集

「そう、ですか…」レナードも驚き過ぎて言葉が出ないようだ。

──レイカの水属性の適正は4団隊随一と誇っても良いぐらいに高く、索敵に防御、攻撃どれをとってもかなり使い勝手の良いものだった。

「人質解放には迅速かつ的確な判断が必要だ。…索敵に入る予定だった肆隊は半数ずつに別れて補給部隊、回復部隊に別れて前線に出てくれ。人選は第肆隊長、君に任せる。…それと、危険物取り扱いの資格を持っている者と、水、若しくは氷の能力者はタッグを組んで火薬を使用不能にすることを優先してくれ。…レイカ、君は零隊の最前線に出てもらう。レナード、元倉庫の中は分かるか?」

「申し訳ありませんが、関係者以外立ち入り禁止だったもので全く分かりません」

「クロード団長、詳細な情報なら紙と万年筆があれば私が起こします」そう言うとレナードから紙と万年筆を渡されるとすらすらと迷いの無いタッチで地図を書いていく。

「どうやら食堂等に水道工事が出来ていたのでしょう。…そのお陰で何とか書けている状態ですが…。」火薬も使用可能か不可能かを書き足してる。…かなり詳細な情報だ。

……これは大きなアドバンテージだ。
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