君のキスはミルク味【短】


…あたしの『好き』は、どうやらデートしたいと言っているととられていたらしい。






まぁ、あながちハズレでもないが。









あたしがそんなことを考えていると、隼人はあたしの腕を引っ張ってさっさと歩き出した。









「通行の邪魔になってる。」






引っ張られた腕を見てえへへ~としてたあたしに、容赦ない言葉が降ってきた。






とほほ…と首をうなだれながら、あたしは隼人に引っ張られていった。





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