君のキスはミルク味【短】



「とりあえずここにでもいくか?」





そう言って隼人が止まったのは、この町で最近できたおしゃれなカフェ。








…隼人こんな趣味あったんだ。






思わずこんなことを考えた。






「オレの趣味じゃねぇよ。」




「…!」





あたしの心を読んだかのような鋭いお言葉。




驚くあたしをよそに、隼人はしれっとして店内に入って行った。





おいてかれたあたしは、またもや隼人を追いかけるはめになった。




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