海月物語。
 来海は、社宅の自分の部屋に着いた。TV、炊飯器、電子レンジ、洗濯機‥ベッド。必要な家電は揃っていた。部屋は狭いものの、一人暮らしには、もってこいの部屋だった。
「来海ちゃん。いる?」
「あ、店長。どしたんですか?」
「私の部屋で歓迎会するから、おいで。」
来海は店長の後をついていった。店長に言われるがまま、指定された所に座る。
「じゃあ、乾杯しましょー。」
「来海ちゃん、よろしく~!!」
«チン‥‥‥»
< 44 / 59 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop