春灯〜日々幸せに思う〜
春輝の彼女になるよ。
夜のことはよく覚えていない。
でもきっと春輝と一線は越えた。
先生の時より温かい感じがした。
初めて愛されたという気がした。
春輝のことを好きになろう。
窓の外が明るくなってきた。
「…紗南…」
「春輝、ありがとう。」
「…ごめんな。」
春輝はなぜか泣き出した。
「…俺がもっと前に止めれば良かった、俺、1度お前たちがセックスしてんの見たことあんだよ。」
「…へ?」
「俺、あんなの初めて見た、足がすくんだよ。紗南を返せって思った。
でも足がすくんで助けに行けなかったんだ、ただただ俺の知らない紗南の顔見てさ、
どうしていいかもわかんなくてさ、ほんと俺さ…」
「…。ごめんね、春輝、ほんとにごめん。」
私はきっと春輝を好きになる。
そう思った。
もう同じ間違いはしない。
自分を好きになってくれる人のことを1番に大切にしようと。