Live as if you will die tomorrow










外は、雪も雨も、相変わらず降っていなかった。


それは、何一つ吐き出すことのできない自分と重なって、燻って、どうしてか熱くはならずに、身体中を冷やしてしまう。


足取りは、ふらつくこともなく。


ただ、寒かった。



疼くような冷たさ。




その内、それも感じなくなった。



そしたら、何も、なかった。






ーそれが正解だ。





時折話しかけてくる客観的な自分の声が、いつもより大きく聞こえてくる。





ー最初から、なかったんだから。







在るのは、半分の命。


陽の光に当たれば、消えてしまうような。

実質がなければ、現れることすら出来ない。


影の、身体。






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