Live as if you will die tomorrow
呆れを通り越して、考える気も失せた俺は、チッと舌打ちする。
オンブラとルナのスタッフの接触はできる限り避けたい。
この二つは表裏一体となっているが、それぞれ役割が全く異なる。
オンブラがやくざだとすれば、ルナは堅気、と言う位違う。
崇はクラブに顔を出すけれど、その正体が情報屋だと知っている奴は、ルナには居ない。
一員であるのはわかっていても、誰が何を行っているのかは、周知されていないからだ。
オンブラでルナの人間と接触する人間も、俺と崇以外は居ない。
それにも一応意味があって、万が一裏切り者が出た場合、いち早くその情報を手に入れられるように、崇には番犬の役割も担ってもらっていると言う訳だ。崇はその手の臭いに敏感だから。
それは信頼している証でもあった。
なのに。
ーこれ以上そういう人間は増やしたくない。
空生はオンブラ。
ルナのDJと接触させるなんて。
ありえっこない。そんな選択肢。
「ふざけすぎだ」
崇に空生をオンブラにしたいと思っていることは伝えていないし、そんな気もないが。
「えぇーーー、マジで怒ってんの?参ったなぁ~、これから来ちゃうのに。」
「ーは?」
色々、勝手にやりすぎじゃないか?