Live as if you will die tomorrow

俺は、あいつをオンブラに入れたいと思ってるのに、ルナのDJとか。

ふざけたことしてくれるなって話だ。



アイスクーラーの底と落とした氷の跡を、タオルで拭う俺を、崇がニヤニヤと笑いながら見つめる。


「別にマジでここで専属DJやれっていう意味じゃなくてさ。アイツ、ここに曲聴きにきてっるんだって言うからさ。」


「ー曲?」



怪訝な顔で訊ねると、崇はうんうんと二回首を縦に振った。



「ルナに来て何したいのか訊いたら、曲聴きに来てるんだって。でもいっつも邪魔が入るから結局聴けないまま終わるって言ってた。こないだの月曜だってこなかったじゃん?あれはもう、ルナ離れが始まってたな。俺が捜し当てなきゃやばかった。」



ー何、ルナ離れって。



崇の造語に違和感を感じつつ、俺は唇を噛んだ。



「だからさ、開店前に来て、ミコト達に教えてもらって、いじったり、曲聴かせてもらったらいいじゃん、的な?あわよくば習得したら披露させてみても良いんだし?DJやってる間は、誰も邪魔しねぇからゆっくり曲も聴けるって感じ?」




両掌を俺に見せて、ウィンクする崇。



ー調子の良い奴。




「阿呆か。」


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