mariage~酒と肴、それから恋~《2》
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歓迎会から、あっという間に1ヶ月過ぎた。


新しい仕事覚えるので必死過ぎて、完全仕事モード。


百田も普通だし、深い意味はないってことだよね。


あたしを営業事務に選んだのは、単に、同期で人となりを知ってて気安いから、もしくはパソコンが得意だからとかいう理由だろう。


デスクが隣でも、百田と一緒にいる時間なんてほとんどない。

営業の百田はほとんど出先。直行直帰で会えない日だって多いくらい。


だったんだけど……


「悪いな、金曜日に残業になって」


コン、とデスクの上に缶コーヒーを置き、百田はパソコンに向き合った。


急ぎの資料作成が入って、今日は百田だけじゃなくあたしまで残業。


「いえ、大丈夫です。コーヒーありがとうございます。いただきます」


定時に帰れるのが事務職の良いところなんだけど仕方ない。

頑張って終わらせよう。


て思えるくらい、今日のあたしはご機嫌だし♪


自分のデスクの足元に視線を落とす。

紙袋。
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