mariage~酒と肴、それから恋~《2》
つかの間のキス。
ゆっくり唇が離れる。
吐息が交じり合うくらいの距離。真正面で額を寄せたまま百田は口を開いた。
「戻ってきたら、今度こそ、絶対俺が手に入れる」
少しかすれた強気の口調。
撫でるような甘い仕草で引き寄せられて、もう一度唇を合わせる。
百田の唇が、まるで味わうようにあたしの口角をなぞる。
そして、唇の隙間から舌を滑り込ませてきた。
仰け反ろうにも、腕の中にとらわれて身動きが取れない。
舌をからめとられて息もできないようなキス。
永遠かと思うくらい長く続いて……
強く押し当てられていた唇が音を立てて離れた。
百田は満足げに、ゆっくりと柔らかく微笑むと、耳元でささやいた。
「どう?俺とマリアージュ試してみる気になった?」
それは、ワインより強く、桃より甘く。
混じり合って高め合う。
目を閉じるだけでいい。
そうすれば、とろけるような恋になる。
*・゚*゚・*・゚*゚・*・゚*゚・*・゚*゚・*・゚*゚・*
end
ゆっくり唇が離れる。
吐息が交じり合うくらいの距離。真正面で額を寄せたまま百田は口を開いた。
「戻ってきたら、今度こそ、絶対俺が手に入れる」
少しかすれた強気の口調。
撫でるような甘い仕草で引き寄せられて、もう一度唇を合わせる。
百田の唇が、まるで味わうようにあたしの口角をなぞる。
そして、唇の隙間から舌を滑り込ませてきた。
仰け反ろうにも、腕の中にとらわれて身動きが取れない。
舌をからめとられて息もできないようなキス。
永遠かと思うくらい長く続いて……
強く押し当てられていた唇が音を立てて離れた。
百田は満足げに、ゆっくりと柔らかく微笑むと、耳元でささやいた。
「どう?俺とマリアージュ試してみる気になった?」
それは、ワインより強く、桃より甘く。
混じり合って高め合う。
目を閉じるだけでいい。
そうすれば、とろけるような恋になる。
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