クールな御曹司はウブな彼女を乱したい〜抱き尽くされる溺愛初夜〜
「ロボットを作るのってこういう技術の応用なんだ。人間みたいに認識したり、知覚したり。それにビジネスの話をすれば、セキュリティ系は金になる。これでロボットの開発費を稼いでいるようなものかな。それにしても、杏ちゃんの声っていいね。耳に心地好くて。今度実験に使わせてもらえないかな?」

私の声を実験に使う?

「と、とんでもない。止めてください。変なデータしかとれませんよ」

私はブンブンと頭を振る。

「そんなこと言わずにさ。うちって女の子少なくてさあ。杏ちゃんは貴重な……痛っ‼」

「こら織田。会社で女の子軟派するんじゃない」

扉の前で織田さんとこのやり取りを繰り返していると、四十歳くらいのスーツの男性が現れ、織田さんの頭を軽くコンと叩いた。

「軟派じゃありませんよ。実験に協力してくれるようにお願いしてたんです」
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