クールな御曹司はウブな彼女を乱したい〜抱き尽くされる溺愛初夜〜
私が咄嗟に取り繕うと、柳田さんは疑いの眼差しを私に向けた。

「そうかしら?前任者の時は、本多さん相手にもしなかったわよ。まあ、彼女がしつこく追い回したのがいけないんだろうけど」

「モテる男は大変ですね」

ハハッと私は笑って誤魔化す。

柳田さんが前に言ってた前任者が研究員さんの邪魔したって言ってたのは、永遠のことなんだろうな。

「確かに本多さんてモテモテですよね。俺が女なら惚れますよ」

坂田君がうん、うんと私に同意するが、その時奥にあるミーティングルームから永遠が出て来た。

「気持ち悪いこと言わないでくれる?」

坂田君の声が聞こえていたのか、永遠は顔をしかめる。

「仮の話ですよ、本多さん」
< 119 / 309 >

この作品をシェア

pagetop