クールな御曹司はウブな彼女を乱したい〜抱き尽くされる溺愛初夜〜
「いつもヘラヘラしてる誰かさんよりはいいんじゃないですか?」

「はは。柳田さんは厳しいねえ。じゃあ、私は行ってくるから、織田、後頼むな」

「はい、報告書の方は僕の方で作成しておきます」

織田さんが長谷川部長の目を見て頷くと、長谷川部長は柳田さんと話をしながら居室を出て行く。

「ねえ、杏ちゃん、僕とマンションの前で別れてから本多と何かあった?あいつ珍しく心ここにあらずって感じなんだよね」

「……ちょっと意見の食い違いがありまして」

私はうつむきながら言葉を濁す。

あまり追及されたくない。

「そう?まあ、そういうこともあるよね」

私の心中を察してくれたのか、織田さんはそれ以上は聞いてこなかった。

「あっ、杏ちゃん、今日メンドーな奴来るけどさあ、相手しなくていいから」
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