やっぱり俺のお気に入り
目の前の優は恥ずかしそうにしながらも俺を見ていた。



俺より一つ上の優。



いつも大人で余裕すら感じるような女の優。



その優が赤い顔をして俺を見上げてる。



「優・・・どうした??なんかいつもと違わねぇ??」



俺がそう言いながら優の顔を覗き込むと、



「だって・・・龍斗が悪い・・・」



と、優は大きな目を伏し目がちにしてつぶやいた。



「俺が彼女作って優に連絡しなくなったから??」



「それもある・・・・・でも・・・あたしもこんなの考えてもいなかった・・・こんな気持ちになるの初めてなの。自分でも信じらんないくらい龍斗を好きだって・・・気付いたの・・・でも・・・龍斗には・・・彼女が出来たって・・・」



「・・・ゴメンな・・・優・・・俺さ・・」



全部話さなきゃいけねぇよな・・・・・。



そう思ったのに・・・・・次の言葉の前に俺は優にキスされていた。
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